話が面白い人って偽情報が多いと思いませんか?
ここで言う話っていうのは、飲み会とかで場を盛り上げるとか、雑談で相手の話を聞き出して膨らませるのが上手いとか、妄想面白話とか、そういうんじゃなくて。
ひとり語りでの話。

テンポ良く話して、話の起承転結がしっかりしてて、ちょっと小難しい話。
小難しい話なので、分かりやすい例で喩えたり、伏線を張ってラストのオチに持っていったり。
僕はこういう小難しくて面白い話が好きなんだよね!

面白さを出すためにテンポを重視していて、曖昧な情報でも構わずに言い切っちゃう。
そこで正しい情報を思い出すのに 時間がかかっていたら、お客さんもしらけて熱も冷めるだろう。
後で調べたら結構固有名詞が間違ってたり、事実と違ってたりするんだよ。

しかも面白くするために、話を盛ったりする(笑)
「この人の話面白い! 」
って思ったら、それには偽情報が含まれている可能性が十分ある。
なので、そこから引用して友達に「こんな話があって」って雑談するのは注意した方がいいよね。
「本当かどうか分かんないけど」ぐらいの前置きはしといた方がいいと思う。



逆にひとり語りで話がつまらない人がいる。
その人は正確な情報を一生懸命思い出そうとする。
思い出してて話のテンポ感が悪くて、「嗚呼、つまらない」と思ってしまう。
ひとり語りでつまらないっていうのは聞いててつらい。


正しい情報で面白く話すっていうのは相当な準備が必要だから、アドリブで話す分にはどっちかになっちゃうよね。

どっちかって言ったら偽情報が多くても面白い話ができるようになりたいなあ、なんて思います。




どうぞ御贔屓に。 
親日尾