僕は幼少期にウルトラマンをいっぱい見て育ったんですよ。
今でもウルトラマン関係のものを見るとワクワクします。
で、この前思い出したエピソードがあって、今日はその話をしようと思います。
子供の頃にテレビを見ていて、人が猛獣に襲われる映像が流れたんですよ。
ライオンとかトラとか襲われたら人が死ぬやつです。
その映像では、周りに大人がいるのに、襲われている人を誰も助けない。
撮影してる人も撮ってるだけで助けない。
助けを呼ぼうともせず、ただただ見ているだけだったんです。
その時僕は「なんで助けないの?」って親に聞いたんですよ。
親は「助けようとしても、自分がやられちゃうから」って答えたんです。
まあそうですよね。銃を持ってるわけでもないし。
でも子供の僕には「助けようとする」以外に選択肢はないんですよ。
ウルトラマンでさんざん見てきた「人が怪獣に襲われたら、ウルトラマンが助ける」という物語。
これが当たり前で、もちろん「人が猛獣に襲われたら助ける」という思考になるわけです。
たとえ、自分がやられると分かっていても。
これを僕は「ウルトラマン脳」と名付けました。
そうはならない現実を知ってしまい、その時はかなりショックでしたね。
自分の中の正義がガラガラと音を立てて崩れ落ちたような感覚。
今はもう、そんなことを感じることは少ないでしょうけど。
じゃあまた!
親日尾
今でもウルトラマン関係のものを見るとワクワクします。
で、この前思い出したエピソードがあって、今日はその話をしようと思います。
子供の頃にテレビを見ていて、人が猛獣に襲われる映像が流れたんですよ。
ライオンとかトラとか襲われたら人が死ぬやつです。
その映像では、周りに大人がいるのに、襲われている人を誰も助けない。
撮影してる人も撮ってるだけで助けない。
助けを呼ぼうともせず、ただただ見ているだけだったんです。
その時僕は「なんで助けないの?」って親に聞いたんですよ。
親は「助けようとしても、自分がやられちゃうから」って答えたんです。
まあそうですよね。銃を持ってるわけでもないし。
でも子供の僕には「助けようとする」以外に選択肢はないんですよ。
ウルトラマンでさんざん見てきた「人が怪獣に襲われたら、ウルトラマンが助ける」という物語。
これが当たり前で、もちろん「人が猛獣に襲われたら助ける」という思考になるわけです。
たとえ、自分がやられると分かっていても。
これを僕は「ウルトラマン脳」と名付けました。
そうはならない現実を知ってしまい、その時はかなりショックでしたね。
自分の中の正義がガラガラと音を立てて崩れ落ちたような感覚。
今はもう、そんなことを感じることは少ないでしょうけど。
じゃあまた!
親日尾