将棋に兵糧米というパラメータを加えたら、どうなるのかなってふと思いついて、考えてみた。


仮ルール
・リーグ戦、もしくは3番勝負、5番勝負等とする。

・飛車、角の1対局の兵糧米消費量は5、その他の駒は1とする。
(通常の将棋とすると、1対局に兵糧米28を消費する)

・対局数に28を掛けた数を初期の兵糧米とする。

・兵糧米が0の場合は不戦敗となる。

・対局前に出陣させる駒と布陣を決める。
(初戦から兵糧米を温存するために、飛車落ち等にしてもよい。)
(基本は将棋の初期配置とし、初期配置に置けない駒(金を3枚以上出陣させた場合等)は
自陣内の空いているマスに置くことができる。
初期配置に置けない歩(10歩以上出陣させる場合)は駒台に置くことができる。)

・前対局までの自駒を次局で出陣させることができる。





まあ、大体こんな感じだね。
ルールは適宜ゲームが面白くなるように変更するとして。


味方が多いと兵糧米を多く使い、少ないと兵糧米は温存できる。
兵糧米が少なくなれば、駒を多く持っていても出陣できる数は少なくなる。

次の対局で取った駒が使えるとなると、投了するタイミングも重要になる。
負けそうで、駒もボロボロ取られそうな展開になったら、取られる前に投了するのも一つの手となる。

相手玉を詰ましにいく時って、結構駒を相手に渡すことになるので、
詰みを見つけたとしても、その前に相手の駒がボロボロと取れるなら、取っておいた方がよくなる。

もちろん対戦順も重要になってくる。
初戦の相手が弱ければ、そこで駒を取っておいて、強い相手と対局する時にその駒を投入する。

将棋の強い人が初戦で多く駒を取って勝ったとして、次の対局の時に大軍で布陣したとすると
残りの兵糧米が少なくなり、その後の対局では少数部隊で戦うことになる。

飛車先の歩を出陣させないと、いきなり初手で成って 龍を作ることもできる。
それは相手も同じ。



とまあ、こんな感じで将棋の新しい遊び方を考えてみました。

じゃあまた!
親日尾