ちょっと前の記事で薬師寺がロックでお坊さんが面白いって書きました。
講話を聞いたのは2人でしたが、村上定運さんというお坊さん、この人めちゃくちゃ面白いお話をされます。
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丸の内はんにゃ会 お坊さん数珠つなぎ 第2回 薬師寺 村上定運さんより引用



というのも、1日限定公開の日本刀(大倶利伽羅広光)目当てに多く人(刀剣乱舞女子)が集まってね。
ディズニーランドの人気アトラクション並の待ち時間だったんですよ。
それで、待機列の人が飽きないように特別にお話をされたんです。
普段はふらっと行っても講話は聞けないそうです。

この村上さん、面白すぎて、なんとGoogle画像検索で「お坊さん」と入れるだけで、画像がトップに出てくるんです。皆さんやってみてください。

展示を待つ列が長過ぎて、このお坊さんのお話を3度聞いたんですけどね。
3度ですよ、3度。 
毎回同じではなく、ちょっと違っていて、知ってるお話なのに、何度聴いても面白い。
何かに似てると思いません?

これは落語のそれだな、と思いました。

そして、3分に一度は笑いを入れてくる。もうこれ芸人じゃないですか。
その笑いの中にしっかりと薬師寺の歴史等の説明を入れてて、しかも、くだけて話すから分かりやすい。

あと、この写真ふざけてやってると思いませんか?


 
これ、実は薬師寺で千以上続いている伝統ある花会式(はなえしき)っていう儀式の様子を撮ったものなんです。
別にふざけてませんから!
僕も初め「絶対ふざけてる!」って思いました。ごめんなさい。
動画もありました。08:04からです。
  

このスタイルで刀を2本持ってお堂をぐるりと走ることによって、結界を張るそうです。

最後は「(大阪のUSJではなくて)また奈良のYSJにお越しください。Yaku-Shi-Ji、YSJにお越しください。」で締めて、完璧に心を掴んでました。

これが檀家を持たず、お話だけで運営している薬師寺の底力。
みんな薬師寺を好きになって帰ってましたね。

講話は聞けないかもですが、奈良に行った時は是非とも薬師寺に!

じゃあまた!
親日尾