最近、横山光輝三国志を読み始めたので、備忘録というか自分的まとめとして文章化してみた。



7ページ 黄巾賊の乱

母にお茶を買うため、洛陽船を待つ劉備。
無事お茶を買い、宿に泊まる。
その夜、黄巾賊が襲って来る。
戦おうとするも、宿主に止められ逃げる。

しかし黄巾賊に見つかり、荷物を持たされ連れて行かれる。
黄巾賊が寺に寄るが、食べ物、飲み物はなく、老いたみすぼらしい和尚がいるだけ。
和尚は劉備の持つ剣を見て、帝系の血が流れているのでは?と言う。

寺を去り、劉備は黄巾党に誘われ、黄巾党について説明を受ける。
「張角は南華仙人から太平要術という書物を授かった。全国的に悪疫が流行した時、張角は人々に薬を与え、村人を救った。その噂を聞いた人々が弟子になりたいと集まり、張角を真似て黄色の布で髪を結わえた。黄巾党の始まりである。
張角は服従してる若者には太平を楽しめと好きなことをさせ、逆らう者は殺し財宝を奪った。
12歳の霊帝、私利私欲に走る重臣。
政府は黄巾党を抑えられず、黄巾党は勢力を増した。」


(ちなみに霊帝ってのは諱(人の死後尊敬しておくる称号)なので、あの帝はこんな人だったなあ、と死後付けられた名前です。)

67ページ 芙蓉姫

劉備は黄巾党が蒙古の援助を受けていると知る。
お茶を差し出せと言われ断る。
お茶の代わりにと剣を差し出す。
その後結局お茶も取られて、石堂に監禁される。
寺の住職が脱走の手助けをする。
塔で県の領主の娘、芙蓉姫と会う。
塔の上階から和尚が指図する方向に芙蓉姫と白馬に乗って逃げる。
和尚は塔から身を投げる。

87ページ 張飛

芙蓉姫と逃げる劉備。
黄巾賊に追いつかれる。
やられそうなところに張飛登場。
張飛は主君を殺された恨みを晴らそうと黄巾党に潜り込んでいたという。
黄巾賊をやっつけた張飛は劉備に剣とお茶を返す。
劉備はお礼にと返された剣を張飛にあげる。張飛は持っていた剣を劉備にあげる。
そして、芙蓉姫と張飛は馬に乗って去った。

111ページ 王者の剣

母親と再会する劉備。
母のために買ったお茶、張飛からもらった剣を見て母は嘆き、お茶を川に投げ捨てる。
帝王の血すじを持つことを自覚してないのか、と嘆き悲しんでいることを劉備に伝える母。心を改める劉備。

むしろを町に売りに出る劉備。
黄巾賊討伐隊募集の立て札を見ていると
張飛が来る。
立て札を見ても何も感じないと言う劉備に張飛は嘘だと言う。
剣の泣き声を聞かせる張飛。
劉備は自身が漢の中山靖王の血をひくと張飛に告白。
張飛は剣を返す。

張飛はそのことを関羽に知らせようと、夜になっていたが、門番を倒して城門を破る。

しかし関羽に相手にされずやけ酒喰らう張飛。
そこでさっき倒した門番、城兵に会い、黄巾賊扱いされる。で、また倒す。
劉備に尽くすと誓う張飛。

167ページ 乞食部隊

劉備に会いに来た張飛。
城兵に見つかり、揉めそうになるも、関羽現れ止める。
関羽が張飛を捕え、その場を上手く収める。

関羽は劉備の良き噂を聞いていたが、誰かに聞かれ目をつけられないために、昨夜の張飛の話を一笑に付したと語った。

で、母親が段取りして桃園の誓い

母親に決心を語る劉備。
噂を聞いた義勇軍に参加したい民衆が集まる。

馬商人が通りかかる。
出世払いで馬を求める張飛。
商人 張世平は譲ると言う。そして金も貰った。
30年経ってもいいから、利子を付けて返して貰えればいいと。

義勇軍と聞いて期待する民衆。
義勇軍のみすぼらしい姿を見て笑い転げる。
しかし、劉備 関羽 張飛の姿を見るやいなや、人々から笑い声は消えた。

終わり

これ目線の誘導が上手いから、すごく読みやすい。
特に序盤はそういうことに気を使って描いたように思うね。
あと、指先を読者の方に向ける、いわゆる「笑ゥせぇるすまん」の「ドーン」ってシーンを結構描いてるんだけど。下のこれね



こう描くことで肩から腕を描かなくて済んでるんだ。
描き手からするとこっちの方が楽なんだろうか?って思った。


このまとめを元にしたら、房野さんがやったような超現代語訳 横山光輝三国志が書けそうだなって思ったよ。
気が向いたらそっちも書くかも!


じゃあまた!