7ページ 初陣
幽州の太守 劉焉に会う劉備、関羽、張飛。
張飛の罪を許してもらう。そしてもてなされる。
大興山に黄巾賊が陣を張る。その数5万人。
正規軍の先陣に劉備軍。
劉備軍を見て乞食軍と笑う黄巾賊。
長引かせるべきではないと劉備。関羽も同意見。別部隊の黄巾賊と連絡を取り合う前に片付けたいと。
張飛が大将 程遠志を関羽が副将 鄧茂を一撃で真っ二つに。
逃げ出す黄巾賊を2人が無双状態で切り倒しまくる。
怯む黄巾賊を一勢突撃し、完勝。
37ページ 青洲城救援
凱旋する劉備と趨靖。
宴の中、青洲城が黄巾賊に囲まれ落城寸前との報が入る。
休む間もなく劉備軍は出陣。
道の途中で死体の山を見つける。
青洲城の外で黄巾賊と会戦。
関羽、張飛は善戦するも味方は全滅状態。一旦引き上げる。
3軍に分け、関羽隊、張飛隊は待ち伏せし、左右両側から挟み撃ち。
計は成功し、城内からも兵が討って出て四方から攻められた黄巾賊は壊滅。
「太陽は血に煙り、草も馬も血のかからなかったものはないという光景であった」
劉備は師 盧植が黄巾党正規軍と戦っている広宗(山東省)に行きたいと言う。
広宗の官軍の士気は下がっているところに士気の高い劉備軍が向かう。
87ページ 火攻めの計
劉備と盧植の再会。
黄巾党正規軍の兵士は3倍の15万。
2ヶ月経っても膠着状態は続く。
士気の低い官軍に苛立つ張飛。
盧植から、頴川にいる皇甫崇と朱雋を助けてほしいと打診される。頴川では黄巾党総大将 張角の弟、張宝、張粱が暴れ回っていた。
黄巾党はここを破られると逃げ出すと考えたからだ。
正面最前線を任される劉備軍。
よく燃えそうな草が生えている。
松明を1人10個ずつ背負って夜間に出陣。
数の多さに怯む黄巾党、松明を投げ込み突撃する劉備軍。
そこで官軍騎兵五千騎を率いる曹操と出会う。
劉備と曹操で同時に凱歌を上げた。
曹操に器の大きさを感じる劉備。
127ページ 渡り鳥
500の兵で倒した劉備軍。
朱雋は自分の無能がばれてしまうとして、あれは釘付けにしてたんだと言い訳する。
逃げた黄巾賊は合流するから、広宗の盧植を助けに行けと劉備に言う。
憤る張飛。
広宗に向かう途中で捕らえられた盧植と会う。
左豊卿の視察中、やり方に不届きがあったからと。
賄賂を暗に求める隊長。
関羽に説明され、賄賂を渡す劉備。
盧植は説明する。
左豊卿は賄賂を求め、それを断った。
それで捕らえられたと。
憤る張飛。止める盧植。
総崩れになっている官軍。
中断に入る劉備軍。
何万の援軍と噂が立ち、逃げる黄巾賊。
総崩れになっていたのは董卓軍だった。
礼を言おうと劉備に会う董卓。
雑軍と分かるやいなや劉備軍を適当に扱う董卓。
憤る張飛。止める関羽。諭す劉備。
167ページ 鉄門峽の死闘
連戦連敗の朱雋を劉備が訪ねる。
以前と打って変わって丁重にもてなす朱雋。
張宝がいる山を攻めてほしいと劉備に打診。
出陣するも、張宝が妖術使いと恐れている官軍。
鉄門峽から強風が吹く。妖術だと恐れ逃げ出す。
風に乗った弓と石が劉備軍に襲いかかり、一旦撤退。
魔除けの祈祷をする劉備。
義勇軍が絶壁を登り、官軍はドラやタイコを鳴らして攻めるふりをしてもらう。
裏の絶壁から攻め込み、建物に火を点ける。
黄巾賊は裏切りと勘違いした。
張宝の首に矢が刺さり絶命。
黄巾賊は同士討ちを始めた。
山火事になり、3日3晩燃え続けた。
一万余りの黄巾賊が討たれ、同士討ちをし、焼死体は幾千、幾万になるか数え切れぬほど。
黄巾党 総大将張角の両腕の1人、張宝が死に張宝軍は壊滅した。
終わり
じゃあまた!