前回の続きです。
羽生三冠×藤田社長の対談が面白かったので、気になった部分をまとめてみました。
こちらから視聴できますよー。
「羽生三冠×藤田社長」特別対談~勝負の世界で生きる40代~



藤田:
ビジネスの世界は若い子は本当出てこれないですよね。
自分は知らないことを誤魔化すのがすごい上手だったっていうのあるんですけど。
やっぱり経験が足りない、よく分かってないと見透かされると潰されちゃう。

常識的に無理とされていることを分からないが故に、大丈夫いけると思い込んで、超痛い目に遭いながらやりきったら若くても成功する。

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藤田:
AbemaTVは社員も「社長が言ってるからなんとかなるだろう」って言ってる。
今までにないものだから本当に説得しようとしたら論破されてしまう。
それを気合いでなんとかするんだって言ってる。
説明してもしょうがないって思ってるんですね。
不可能なことを可能にするのが我々の仕事だと元々思っているので、
ダメな理由を並べても仕方がない。
これをやって失敗しても会社が潰れるわけじゃないので。
僕の理屈からいくと挑戦すべきであるというわけです。


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藤田:
快適すぎると人間成長しない。
未知のものに挑戦してないと面白くないし、人としての魅力も落ちていくと思うし。
やっぱり何か困難に立ち向かってる人の方が面白い。

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羽生:
間違った決断だけど上手く行ったことをどう捉えてるんですか?

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(この質問は前回の対談の時にも藤田さんにしてましたね。)


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藤田:
仕事も遊びのような感覚でやってるので。

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羽生:
将棋とチェスは考えるプロセスが全く違うので、同じことをやっているという感覚はない。
10年以上やってみたけど、チェスが将棋にフィードバックされることは、あまりないと感じた。

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羽生:
公式戦で一手詰めをうっかりして負けたことがあって。
その時は血の気が引くとかそんな生易しいものではなくて、血が逆流する感覚だった。

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藤井四段との対局について

羽生:
自分の子供や孫の世代と真剣勝負をやる時に、しゃかりきになって負かしにいくのは大人気ないじゃないかっていうのがよぎるじゃないですか。
それがダメなんですよね(笑)

藤田:
ベテランでダメな人は、だいたいベテランぶる人。
大人気なく倒していかないとダメですね。

羽生:
年齢差がものすごくあるのは、すごくやりにくかったんじゃないかなっていうのは、逆の立場になって分かるというのがあって。
自分が十代の時にすごく大先輩の人たちと対戦した時に、ものすごくやりずらかったんだろうなっていうのを感じることがありますね。

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藤田:
若い人が言ってることには耳を傾ける。
そういうのを馬鹿にし始めると伸びなくなる。
我々が若者と同じような事業をやるにしても、超大人気なくやってますね。

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藤田:
先見性よりも、言い訳しないで必ず形にするっていうようなタイプが必要。

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藤田:
1位にならなかったら全部負けみたいな世界ですから。
それがクオリティなのかスピードなのか、置かれている状況が各々違うんですけど。
毎回やるごとにそこの競争ルールを素早く見抜いて、それに応じて作戦を立てなきゃいけない。

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藤田社長は若くから戦ってきて、今でも現役だけあって、一言一言がビシビシきますね。
AbemaTVでキテレツ大百科とコジコジを全話配信してくれたら、すごく俺が喜びます。
でも、
この声が届いたらいいな(笑)

それにしても、羽生さんは聞き手、インタビュアーとしても優秀ですね。


じゃあまた!