前回はほとんど茶の湯展だけで書き終えてしまったので、
今回は「茶碗の中の宇宙」について。 
2017/5/21まで東京国立近代美術館(竹橋駅)でやってます。

もうとにかく四の五の言わずに見に行ってくれ!
と言いたいくらいに良かった。「芸術とはこのことか」と感じた。

副題的な感じで「利休の愛した美」と書かれている。

 
千利休の『侘び寂び』は、彼の作品を見て頂くのが手っ取り早い、そう感じた初代 長次郎の茶碗。
その初代 長次郎から一子相伝で当代である十五代 吉左衞門と篤人(次期十六代)まで継承されている歴代の作品が展示されている。


初代 長次郎の侘び寂びの代表とも言えるような茶碗から
当代 吉左衞門の現代アートを思わせるような茶碗まで。

とくに目を見張ったのは当代 吉左衞門の茶碗。
派手な色使いをしてるのに品があるんですよ。
やはりそこには独特のバランス感覚が働いているように思う。

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引用元 nippon.com


その茶碗のザラつき、そして対称性のない柄、
そこにはLUNA SEAのSUGIZOモデルのギター BRILLIANT -MIXEDMEDIA- に通ずるものを感じた。
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引用元 MUSIC PLANT 
 

宇宙を表現したようなこのギター
偶然か必然か、今回の展示の題は「茶碗の中の宇宙」

この展示を見てから、吉左衛門モデルのギターが欲しくなってきたよ。

じゃあまた!