SUGIZOさんとINORANさんの対バンライブ『BEST BOUT 2017 Zepp Tokyo』に行って来ました!

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はい、もうこの時点でかっこいいです、お二人。
1曲目は2人のセッション!
白い幕に映し出される2人の大きな影。
美しさのSUGIZOさんにロックなINORANさん。
影からも音からも、それがひしひしと伝わってくる。

セッションが終わり、SUGIZOさんが先攻。
昨年はINORANさんが先攻だったけど、今年は違う。

SUGIZOさんはなかなか簡単にはノレない、変拍子っぽい曲(IRA)から入る。
さすが変態だ(褒めてる)
見習わなければ!

変拍子の曲と4つ打ちの曲を織り交ぜ、フロアを上げていく。
変拍子に12音階で表せないギターのスクリーム、そして音フェチにしか作れない変態的な音の数々(褒めてますよー)
もうこれは正に現代芸術ですね!
一見、難解に思える現代芸術なのに、それなのに体が自然と動く。
こんなに高揚したことはないってぐらいに俺はアガりました!

音源(アルバム『音』)を聴いた時には、ここまでではなかった。
やはり、空気と床を振動させる波を体全体で感じないと、ここまで高揚しないんでしょうね。

『音』も名盤ですよ!大好きですよ。変態的な音楽で!

そしてギタープレイももちろん素晴らしい。
SUGIZOさんの左手は小指の爪の先まで神経が行き届いてるよね。
グニャッてるところを見たことがない。
ものすごくタイトなリズム感に強靭な左手。

そして映像でも世界観を作り上げる。
もう最高です、はい!


そして後攻はINORANさん

小難しいことをあんまりしない、ストレートなロック。
メロディセンスは抜群にいいし、歌声が俺好み。
LUNA SEAではやれないことをやってるんだなあ。
SUGIZOさんは明らかにLUNA SEAではやれない電子音楽をやってて、
INORANさんはLUNA SEAとはまた違った生バンドの醍醐味っていうのをやってる。

ライブ中、時折見せる笑顔で、音楽を、バンドを楽しんでることが伝わる。
あの無警戒な笑顔はずるい!って思っちゃうね。

Beautiful NowっていうINORANさんの曲で、SUGIZOさんが登場。
3ギターでやるわけだけど、同じ感じのフレーズを弾いててもSUGIZO節が炸裂!
(具体的に言うとオクターブフレーズを8分音符で弾くところをトレモロで弾いてたり)
さすがですね。

あと、INORANさん新譜を出します!

2曲新曲が入った再録ベスト盤で、ロックサイドとアコースティックサイドの2枚組。



今回、SUGIZOさんが先攻、INORANさんが後攻だったわけですが、去年のライブと比べて、僕にとっては今回の出順の方が良かったです。

またやるそうなので、次も必ず行きたい!

じゃあまた!