Togetterまとめで「音楽好きな人はほとんど歌詞なんか聞いてない一方、音楽たいして好きじゃない人はほとんど歌詞しか聞いてない」問題なんてのがありました。
http://togetter.com/li/853001
これですね。

数少ない僕の周りの人達を見てると、「これ分かる!!」って思っちゃいました。

実際僕も歌詞はほとんど聞いてないですね。
ミュージシャンによって歌詞を気にするしないってのはありますけど。

メロディがキャッチーかどうか、ギターのアレンジがどうなっているか、曲の構成はどうなっているか、
面白い新しいアレンジ、表現方法がないか。
初めはそんなことを気にして聴いてます。
なぜ良い曲だと思ったか、その分析をしてしまう性なのですよ。
もちろん日本語で歌詞が良かったら、気にしますよ。
ミスチルの歌詞とか上手いなあって思ってます。


さあ本題へ!
僕もバンドやってるので、周りはバンドマンが多いです。
バンドで楽器やってると、歌だけじゃなくて、楽器隊の音を聞くようになるんですよね。
僕等世代は音楽好きで聞いてた側の多くが演る側に周った世代で、そういうのも関係すると思います。
で、洋楽も聞くようになる。
でも英語ほとんど分かんないから歌詞を気にせずサウンドを聞くようになる。

で、バンドマンはライブハウス出たりして、その時に他のバンドのオリジナル曲を初めて聞くと、歌詞なんてほとんど聞き取れないんですよ。
経験ある人分かりますよね?
それでも、かっこ良い、かっこ良くないがあるってのを経験していくわけです。
アコースティックな感じで静かな感じのバンドで日本語だったら歌詞聞き取れますけどね。

ライブハウスに出るボーカリストのレベルも高い人は少ないでしょうから、余計に聞き取りづらいんですよ。

そうするとおのずと歌詞が聞き取れなくて当たり前になってくる。
それでも音楽は楽しめるってのを知っちゃうんですね。

そんなこんなで、あんまり歌詞を気にしなくなったんですよ。
僕等世代だと僕みたいな人って多いんじゃないかな?特にバンドマンの人は。


音楽好きは歌詞聞いてないから、歌詞聞いてるやつの100%は音楽好きではない、
ってそんな極端なことはないと思うんですよ。
音楽好きにだって歌詞を聞いてる人もいますよ、いっぱい。





で、次に問題の「音楽たいして好きじゃない人はほとんど歌詞しか聞いてない」
これって「歌詞しか」ってところが重要だと思うんですよ、文章として。
歌詞しかってことは、歌声とかメロディすらも聞いてないってことなんじゃないですかね?

あまり音楽好きでない知り合いがライブハウスに行った時の感想が「歌詞が全く聞き取れなくてつまらなかった」だったんです。
ライブハウスは歌詞が聞き取れないのが当たり前で、楽器やってないと演奏を楽しめってのは難しいかもだけど、歌声のキャラとかメロディとか色々楽しめる要素があるじゃん?って思ってしまった。
こんな人もいるんだなあと。
でも世の中こういう人の方が多数なんじゃないかな?

初めて聞く曲で、メロディとか曲の良し悪しは分からないけど、歌詞が分かったら曲のストーリーが分かって、共感できる内容だったら「良い」、「楽しい」って感じる。
世の中の多数はこうなんじゃないかな?と思いました。





親日尾