2016/4/2 薬師寺にて大倶利伽羅広光が1日限定公開されました。
その際に、大倶利伽羅広光の所有者であるブレストシーブ 澤口さんがお話をされました。
布は普通のものだけど、布が水分を吸わないようにする薬剤を吹き付けて、
それで2ヶ月超の展示でも手入れなしで耐えうる。
そんな薬剤を開発するというとんでもなさ。自社で開発しちゃうってのが面白いですよね。
普通の布だと錆びちゃうので1週間で手入れが必要だとか。
あと、手入れに使う油も自社で開発して、手入れ不要期間が従来の何倍にもなったそうです。
お金持ちの理系がこういう伝統ある刀の文化に首を突っ込むと面白いですね。
いいぞもっとやれ、お願いしますって思っちゃう。
確か200幾山持ってるとか。
子供の頃にその山で遊んでて、トパーズやガーネットの欠片を拾って、磨いてたっていうから。
鑑定士には負けないくらいだし、しかも測定器持ってるからねって。
宝石も鉱物、刀も鉱物で研究対象だそうです。
村正は今回の展示で12振だったかな?
それでも、そんな数の村正を展示するようなことは他ではしないらしい。
こう振り返ってもやっぱり面白い。
お金持ちの理系研究者が刀に首を突っ込むとこんな面白いことになるんですね。
澤口さん、刀の作製には興味ないのかな?
是非とも澤口さんには、平成の世に作る史上最高の刀の作製に、
科学力を以って力になってほしいです。名刀 澤口の出現をお待ちしてます!
まだまだ澤口さんの話は続きます!
続きはこちら
じゃあまた!
親日尾
その際に、大倶利伽羅広光の所有者であるブレストシーブ 澤口さんがお話をされました。
ちらいむさんがツイートしてたので。それを補足しながらまとめます。
速報:薬師寺「仏教と刀展」コーナーにブレストシーブの澤口様が刀の状態を見にいらして「刀を置いている台の布から刀が錆びないように開発している」とのコメントを。疾風のように現れて疾風のように去って行かれましたがとても…素敵でした…。https://t.co/2pmEYFRnaq
— ちらいむ (@chilime) 2016年4月2日
布は普通のものだけど、布が水分を吸わないようにする薬剤を吹き付けて、
それで2ヶ月超の展示でも手入れなしで耐えうる。
そんな薬剤を開発するというとんでもなさ。自社で開発しちゃうってのが面白いですよね。
普通の布だと錆びちゃうので1週間で手入れが必要だとか。
あと、手入れに使う油も自社で開発して、手入れ不要期間が従来の何倍にもなったそうです。
大倶利伽羅の主、ブレストシーブ澤口様の講演要約
— ちらいむ (@chilime) 2016年4月2日
・刀を短くして使うとそこに錆が出来る。前にあった錆と新しい錆を測定器にかけ、大倶利伽羅は480年前くらいに短くなったことがわかった(なお測定器は60億ほどする模様)
続
お金持ちの理系がこういう伝統ある刀の文化に首を突っ込むと面白いですね。
いいぞもっとやれ、お願いしますって思っちゃう。
大倶利伽羅の刀身に傷?という質問について
— ちらいむ (@chilime) 2016年4月2日
・大倶利伽羅は飯村嘉章さん(刀剣要覧などを書いた人)に研いでもらって綺麗にしたが、人に見せている間に縦傷がついたりもする。例えば刀身に砂などのゴミがついたまま鞘におさめたりした時に擦れて刀に細かい傷がついたりすることがある。ヒケ傷という。
宝寿の産地について
— ちらいむ (@chilime) 2016年4月2日
・金山銀山から鉄が採れることがある。そういう山で採れた鉄にはppm単位で不純物が混ざっている。不純物を分析するとどの山から取れたかわかる。たまたまその山をうち(ブレストシーブ)が所有していた(敷地だった)のでわかった。
確か200幾山持ってるとか。
子供の頃にその山で遊んでて、トパーズやガーネットの欠片を拾って、磨いてたっていうから。
鑑定士には負けないくらいだし、しかも測定器持ってるからねって。
宝石も鉱物、刀も鉱物で研究対象だそうです。
大倶利伽羅の拵は残っているのか?という質問に対して
— ちらいむ (@chilime) 2016年4月2日
・拵、あると思います。しかし刀が11000振あって全て管理ができない。展示で村正も50振くらい出そうと思ったけれど取り出すのが大変だったのでやめた。
\大倶利伽羅の拵、拵の数多過ぎて見つけられないけれどあるっぽい/
村正は今回の展示で12振だったかな?
それでも、そんな数の村正を展示するようなことは他ではしないらしい。
こう振り返ってもやっぱり面白い。
お金持ちの理系研究者が刀に首を突っ込むとこんな面白いことになるんですね。
澤口さん、刀の作製には興味ないのかな?
是非とも澤口さんには、平成の世に作る史上最高の刀の作製に、
科学力を以って力になってほしいです。名刀 澤口の出現をお待ちしてます!
まだまだ澤口さんの話は続きます!
続きはこちら
じゃあまた!
親日尾